EDI（連続再生式純水装置）はイオン交換樹脂の技術を応用した装置です。
プラス電極、マイナス電極の間にカチオン交換膜とアニオン交換膜を交互に並べその間にイオン交換樹脂を封入します。電極には直流の電圧を流します。
カチオン交換膜は陽イオンと水を通さず、アニオン交換膜は陰イオンと水を通しません。
そのため陽イオン、陰イオンはそれぞれイオン交換膜を通り水から分離されます。
水中のNa、Ca等の陽イオン、Cl等の陰イオンは濃縮水として排水されます。
またイオン交換樹脂は電気分解されたH⁺とOH⁻により再生します。
イオン交換樹脂と比較した場合のメリット、デメリットは下記のようになります。
メリット
- 再生に薬品を使用する必要がないため、薬品使用に伴う危険性や薬品や再生に伴う人件費等のコスト面において有利である。
- 常にイオン交換樹脂を再生しているため、一定した水質を連続的に供給することが可能です。（15MΩ・cm以上）
デメリット
- イニシャルコストがイオン交換樹脂よりは高くなってしまう。
- 10％～15％程度排水するため、水の使用量がイオン交換樹脂の時よりも多くなる。
電気再生式純水装置（EDI） PEDIシリーズ
※装置に組み込むためのEDIモジュール+整流器の販売も行っております。
詳しくはお問い合わせください。
| 品番 | PEDI-300H |
|---|---|
| 造水量（㎥/h） | 0.15～0.3 |
| 回収率（％） | 75～85 |
| 使用モジュール | PEM-300 |
| 水質（ＭΩ・cm） | 15～18 |
| 電圧（DCV） | 0～200 |
| 電流（DCA） | ≦3.5 |
| 外観寸法（幅×奥行×高さ、mm） | 310×260×680 |
| 品番 | PEDI-750H |
|---|---|
| 造水量（㎥/ｈ） | 0.3～0.75 |
| 回収率 | 75～85 |
| 使用モジュール | PEM-750 |
| 水質（ＭΩ・cm） | 15～18 |
| 電圧（DCV） | 0～200 |
| 電流（DCA） | ≦3.5 |
| 外観寸法（幅×奥行×高さ、mm） | 310×310×680 |
| 品番 | PEDI-1400H |
|---|---|
| 造水量（㎥/ｈ） | 0.8～1.4 |
| 回収率（％） | 85～90 |
| 水質(ＭΩ・cm） | 15～18 |
| 電圧（DCV） | 0～200 |
| 電流（DCA） | ≦3.5 |
| 外観寸法（幅×奥行×高さ、mm） | 310×395×680 |
| 品番 | PEDI-2400H |
|---|---|
| 造水量（㎥/h） | 1.5～2.4 |
| 回収率（％） | 90～95 |
| 使用モジュール | PEM-2400 |
| 水質（ＭΩ・cm） | 15～18 |
| 電圧（DCV） | 0～200 |
| 電流（DCA） | ≦3.5 |
| 外観寸法（幅×奥行×高さ、mm） | 310×580×680 |
| 品番 | PEDI-4400H |
|---|---|
| 造水量（㎥/ｈ） | 2.5～4.4 |
| 回収率（％） | 90～95 |
| 使用モジュール | PEM-4400 |
| 水質（ＭΩ・cm） | 15～18 |
| 電圧（DCV） | 0～200 |
| 電流（DCA） | ≦3.5 |
| 外観寸法（幅×奥行×高さ、mm） | 310×705×680 |
| 品番 | PEDI-6000H |
|---|---|
| 造水量(㎥/h） | 4.0～6.0 |
| 回収率（％） | 90～95 |
| 使用モジュール | PEM-6000 |
| 水質（ＭΩ・cm） | 15～18 |
| 電圧（DCV） | 0～200 |
| 電流（DCA） | ≦3.5 |
| 外観寸法（幅×奥行×高さ、mm） | 310×910×680 |